紙とExcelをやめた日——整備工場がNotionに移行して変わったこと

困っていなかったのではなく、困っていることに気づいていなかった。

Notionで業務を整理してみて、そうわかった。

なぜNotionにしたか

整備工場向けの専用システムはいくつかある。
ただ、月額数万円かかるものが多く、小規模工場には重い。

Notionを選んだ理由は3つだ。
自分たちの業務に合わせて自由に設計できること、
AIツールと組み合わせやすいこと、
コストが月額数千円から始められること。

4つのデータベースで業務を管理する

顧客管理DB:お客さんの基本情報・連絡先・整備履歴・次回車検日。
「あのお客さん、前回何を交換したっけ」が検索一発で出てくる。

車両情報DB:車検証情報・車台番号・登録番号・整備履歴を車両単位で管理。
車検証のスキャンで自動登録される仕組みも作った。

案件管理DB:入庫から納車までのステータス管理。
「今日入庫の車は何台か」「部品待ちの案件はどれか」が一目でわかる。
以前はホワイトボードに書いていた。書き忘れがあった。

部品在庫 DB:仕入れ伝票のスキャンで品番・数量・金額が自動登録。
「オイルフィルターの在庫あったっけ」と倉庫を探しに行かなくなった。

導入にかかった時間

DB設計から運用が安定するまで、約3ヶ月かかった。

最初から全部切り替えると混乱するので、紙と並行して進めた。
最初は顧客管理だけ。次に案件管理を追加。その後で自動化を追加。

年配のスタッフにはサポートが必要だった。
「會れるまでは紙も使っていい」というルールで進めたことで、無理なく移行できた。

変わったこと

情報を探す時間が大幅に減った。「あのお客さん」「あの部品」
以前は紙を探したり、誰かに聞いたりしていた。今は検索する。

データが積み重なることで、後からの分析もできるようになった。
「今月の入庫台数」「よく使う部品の上位」
こういった情報が、自然に出てくるようになった。

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