工場の経営をしていると、「この収入がなくなったら」と考えることがある。
車検台数は増えるわけではない。技術は変わっていく。
そこから、お金について真剣に考え始めた。
整備士の目で、お金を見る
車のメンテナンスと、資産の管理は、考え方が似ていると思っている。
車を長持ちさせるのは、「壊れてから直す」ではなく「壊れる前に確認する」ことだ。
定期的に少しずつ手をかけることで、大きな故障を防ぐ。
お金も、同じ考え方で整理している。
大きく動かすより、定期的に少しずつ積み重ねる。
急いで増やそうとするより、長く続けることを優先する。
まず、備えを作る
整備工場の経営は、月によって収入の波がある。
繁忙期と閑散期で売上が変わる。
その前提で、まず生活防衛資金を確保することにした。
「急な出費に備えた修理積立」と同じ感覚だ。
先に確保しておくことで、投資や設備更新の判断が冷静にできるようになった。
積み立てる:定額・長期・分散
毎月一定額を積み立てる方法(いわゆるドルコスト平均法)は、
整備士の仕事に重ね合わせると理解しやすかった。
相場が下がった月は、「安く買えた月」だと思える。
上がった月は、「積み立てが育っている月」だと思える。
どちらの月も「辞める理由」にならない。
分散については、「一つの車種しか対応できない工場はリスクが高い」のと同じだ。
資産の種類もいくつかに分けておく方が、安心感がある。
設備投資と金融投資のバランス
工場経営者として特有の問題がある。
リフトの更新、スキャンツールの購入など、設備への投資も必要だからだ。
私が持っている優先順位は、設備更新の積立が最初で、
次に運転資金の確保、その余剰を少しずつ金融に回す、という順番だ。
「どちらかに集中する」より、両方を並行して小さく続けることが、
今のところ一番安心感がある。
※これは私個人の考え方であり、投資の推奨ではありません。
判断に迷う場合は、ファイナンシャルプランナーへの相談を検討してください。
コメントを残す